中国の新型コロナウイルス感染者数の「数字操作のカラクリ」を暴露。 ある施設の人数を完全にカウントから除外。 多くの死を「死因不明」とする指示も

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もともと感染拡大の当初の頃から、多くの人が新型コロナウイルスに関して中国当局が発表する数値をそれほど信用していたわけではないとは思います。

韓国やイタリア、イランでは、毎日 500人とか、あるいは 1000人に近いような増加を見せている中で、

「中国の新規感染者が毎日どんどん減っている」

という数字。

たとえば、3月4日の時点で、

・韓国 昨日より 516人増加して 感染確認者は 5328人に

・イタリア 昨日より 466人増加して 感染確認者は 2502人に

・イラン 昨日より 835人増加して 感染確認者は 2336人に

というような状況となっている中、中国保健省の発表した 3月4日の中国の新規感染者については以下のようになっています。

・中国 昨日より 119人増加

グローバルタイムズによると

そのようになっているとのこと。

13億人の国で、この新規の患者数。

新型コロナウイルスは、極端に感染力が強いわりには「発症率がわりと低い」といえるもので、あるいは、軽症である率もかなり高い。

つまりは、感染していて普通に生活している人がものすごくたくさんいる可能性が高いわけです。ですので、中国で封鎖されていない都市でも、

実際にはかなり感染は拡大していると考えるのが妥当

とのこと。

つまり、13億人の国で、感染が拡大するなか、韓国・イタリア・イランよりも大幅に少ない感染者数の報告は疑わしいということですね。

そんな中、それについて、中国の北京に本拠を置くメディア「財新(カイシン)」が、複数の記事で、

「当局は、老人養護施設刑務所臨時収用施設の人員をカウントしていない」

という調査結果を曝露した

ようです。

中国には現在、14,823以上の高齢者養護施設があり、収用されている人の数は 320万人以上とされています。

また、中国で刑務所にいる受刑者は、推定値として 160万人と言われています。

臨時収用施設というのは、報道では野戦病院という呼ばれ方をしていますが、新型コロナウイルス対策として、中国各地に次々と建てられた収用施設です。

たとえば、こちらの報道では、2月23日に、中国黄港市にある 6000人が収用されている施設の 1つで、収用されている人たちのほぼ 32%が新型ウイルスの検査結果に陽性だったと報告されていたと報じられています。

6000人の 32%ということは、このひとつの収容所だけでも、大ざっぱに 2000人近くの新規の患者が報告されたということになりますが、現在、このような臨時収用施設が、中国全土に 462カ所あり、施設の規模からは、収用されている人の数は 180万人以上だと推定されています。

下は、ひとつの臨時収用施設の内部の様子ですが、これでは、感染していない人もすぐ感染してしまう状況のようにも見えます。

もちろん、高齢者施設も刑務所も感染しやすい環境であることは同じでしょうし、そういう人たちが少なくとも中国には 600万人以上いて、「それらの人々の感染者と死亡者数は、当局の公式の数値に反映されていない」ことを中国のメディア「財新」が報じたのです。

それと共に、メディア「財新」は、

人が死亡した場合、「死因不明」とするように当局は指示を出している

ことも伝えています。

メディア「財新」は登録した人員しか読めないメディアですが、それを世界に伝えたのが、新型コロナウイルスの報道において現在世界で最も「アツイ」と言われているタイの医療メディアである「タイランド・メディカル・ニュース」でした。

タイランド・メディカル・ニュースは

新型ウイルスについても、発表されている医学論文に基づいているために、比較的信憑性があるメディアとのこと。

そのタイランド・メディカル・ニュースは3日前にもこのように報じています。

中国以外での新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、中国政府は、中国での感染の実態を隠蔽し、2020年3月の終わりまでに「中国国内の感染は完全に終息した」と PR する計画を進めていることがわかった。

中国の刑務所での死者数と感染者数が、独自の調査から、過去 7日間だけでも、日々上昇しているにもかかわらず、WHO と米ジョンスホプキンスのコロナウイルスのリアルタイム報告などの西側メディアは、中国の死亡と感染に関して低い数値を示し続けている。

しかし、中国では現在、介護施設、高齢者養護施設、野戦病院などの感染者と死者は、少なくとも過去 9日間はこれらの数字は毎日の数字に追加されていない。

中国は 3月2日、過去 24時間でわずか 202人の新規の感染確認と 42人の死亡数を報告し、多くの国際メディアが、この中国当局の数値を疑うことなく報道した。

ある中国の医師が、中国政府が依然として流行の深刻さを隠していることに憤り、メディアに、すべての中国の省での「死亡事例についての詳細」を調査するように依頼した。

すると、すぐに異常な部分が見出された。それは、過去 2ヵ月において、「死因不明」とされている死亡事例が大量に見出された。中国の病院では現在、検査されていない死亡事例は「死因不明」とするように指示されているが、すでに陽性と検査されている場合でも、その指示に従うように言われる。

というのです。

さらに重要なのは、財新メディアの優秀な記者のチームが行った適切な調査報告書の存在だ。

その記事では、中国政府が再び新型コロナウイルスの毎日の報告方法を変更した、その変更内容について示している。それは、核検査や場合によっては CT スキャンによって新型コロナウイルス陽性を示しても、「症状のない場合は感染者としない」というもの。

また、財新メディアの記事によれば、中国全土で症状のない感染者の数が大幅に増加していると見られており、多くの懸念と恐怖を引き起こしている。

 というのです。

タイランド・メディカル・ニュースの記事には、

多くの国際メディアが、この中国当局の数値を疑うことなく報道した。

とありますが、日本のメディアもそのような状況。

今の日本のメディアは「デマに注意して下さい」と呼びかけていますが、

日本のメディア自体もデマに騙されていないかというところを疑わないと行けない状況のようですね。。


暴露!中国の新型コロナウイルス感染者数の「数字操作のカラクリ」。ある施設の人数を完全にカウントから除外。多くの死を「死因不明」とする指示も

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